なんと7年ぶりの自作PC

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PC作成の相談を受けているうちに、今のメインPCのが時代遅れすぎることに気づきました。
今回どんな基準でパーツを選んでいったかをご紹介したいと思います。

CPUの選択

現行マシンのCPUはIntel Corei7-6700。
よくよく調べたら2015年発売の第六世代・・・。
もう7年も経って、世代も12世代になっているですよね。
ベンチマークを見たらCore i-3の10世代と同じくらいとのことで、かなりの衝撃を受けました。

自分はDOS/V機が流行り始めたころから自作し続けているので、どちらかというとPC好きな部類だと思うのですが、なんで7年も放置だったのか。

と言うのも、ネットの記事もお店も商売メインなので最新のパーツを紹介して、CPUやゲームのベンチマークを相対評価をしていますが、自分のPC使い道として絶対評価で10万円や20万円の価値があるのか?ってことです。

Office系ソフトウェア

結構ヘヴィに使う方ですが、Core i7-6700で遅いとか重いとか感じたことはほぼありません。
ビジネスユースなら10世代か12世代のCore i3でも十分ってことですね。
Accessの重めの処理が高速化すればありがたいですが、大体が作りの問題の方が大きいですし、毎日毎日処理が遅くて・・・なんてことはないので買い替え動機にならなかったワケです。
4コア8スレッドのi7-6700でいける = 4コア7スレッドのi3-10100やi3-12100で十分イケるかと。
これでCPUのベンチマーク2倍です;;

ゲーム

こちらもMMORPGを中心にかなりヘヴィーに使っていますが、ゲームはグラフィックボードの効果が圧倒的なので、RTX3080などを買って、CPUが足を引っ張ってるーってならない限りこちらも買い替えの動機にならなかったワケです。

動画編集

FullHDのセレモニーの編集でソースが2,3時間でも普通に作業できます。この動画サイズになると快適ではないのかもしれませんが、毎日の作業ではないので、このために買い替える動機にはなりませんでした。
毎日動画編集を行ったり、4K動画編集の頻度が多ければ買い替えたいですね。

DAW

こちらもプラグイン読み込んでも重いとか設定を下げる必要もないです。
まぁ、圧倒的に打ち込んだり考えたりしている時間の方が長いので、処理速度はほぼ要らないんですけどね・・・。

結論

Officeツールや時々ゲームや動画編集=Core i3-10100かCore i3-12100
FullHDでゲームや動画編集=Core i3-10100かCore i3-12100、Core i5-12400
ガチゲームや4K動画編集=Core i5-12400、Core i7-12700

そう普通に考えたら買い替える必要は全かったのです。

しかし!「早くなることは正義」「いつか4Kとかでゲームとか動画編集をしたときに快適でありたい」というアホな理由で「Core i7-12700」を選択。
ちなみにグラボ必須な「Core i7-12700F」もありますが、万が一グラボが死んだときに画面表示できなくなるとつらいので数千円の差を保険としてCore i7-12700を選んでいます。

グラフィックボードの選択

なんと言っても、2022年3月時点でグラフィックボードの高騰は収まっていないですし、過去にあった相場の上下ではなく明らかに異常事態なので、基本的には買うべきでないと思います。
グラボが壊れた、初めてPCを買う、どうしてもやりたいゲームがある、4K動画を扱うような職業についた、お金が溢れるくらいにある・・・という状況以外はアリエナイ状況です。

もともとグラフィックボードはCPUを上回る高価なパーツで、性能が20%あがってコストが2倍上がっている状況ですし。
現行機のグラフィックボードはGTX970なので、RTX3060Tiクラスでも性能はおおよそ3倍で定価は5万円程度。これなら性能UPの方が大きいので買い替えるところですが、現在の相場は9~10万円。明らかにコストパフォーマンス悪いですよね。

でもこれは相対評価の話。

FullHDでMMORPGをやる分にはGTX970でカクつくとかないんですよね。
画質設定をLOWなどに下げる必要もありませんし、困っていないのが実情。
確かに4Kの最高画質でヌルヌルとか価値はあると思いますが、ゲームって画質にうっとりしている時間ってそんなにないんですよね・・・。

ちなみにFF14ベンチマークでGTX970のFulHDの最高画質でスコアは10,000超えで、4Kの最高画質で4,000前後。
FullHDならフレームレートは60fpsいきますし、液晶モニターのリフレッシュレートも限界に近いので、まだイケるかなというところです。

最近人気のFPSゲームではフレームレートがぁ!リフレッシュレートがぁ!と言われていますが、こちらもどうなんですかねぇ。ガチ勢は別としてフレームレートの違いでゲームの楽しさが大幅に変わるような場面はそうないと思っているんですけどね。
「グラフィックボードの性能を上げる+その限界まで表示できる液晶モニターを用意する」がセットなので、ここに価値を見出すかどうかだと思います。

ということで絶対評価ではFullHD環境では不要。

結論

GTX970を継続利用。

本当はRTXの3060Ti、3070、3080欲しいです。

マザーボードの選択

最近マザーボードの当たり外れがなくなってきたのでもうどこでもいいのかなという気がしています。
Gamingとか付加価値を付けたものがラインナップされていますが、マウスやキーボードの処理回路を別にするとか効果あるんですかね?

ASUSやGIGABYTEがメジャーですが、昔自作しているころ、どこかしらに不具合が出るというイメージがあって、最近は「ASRock」一択です。
これはマザーボードの品質とかそういうのではなく、実際はいろいろな規格やOSやドライバなどの完成度の問題だったと思っています。

ハードウェア的に爆発したとか、壊れたというのはほぼないので、なんでもいいかと。

M.2スロット

M.2スロットもバカ高いのにSSDと変わらないし熱で死ぬし・・・みたいなのは遠い昔の話だったようです。
OSの起動ドライブを高速化したいのは当然ですけど、結局データファイルを読み書きするサブドライブも高速化したいな。
もしかして今後容量を増やすかもしれない・・・

っておもったら3スロット使える「H670 PG Riptide」は何といってもオススメ。
安い!

クロックアップはしないし、デスクトップのネットワークは有線限定にしているし、余計なものいらないんですよね。

結論

PC自作に慣れている人は自分の環境に合ったものを選ぶだろうし、PCを使い倒す人以外はZ670のチップセットは要らないと思うんですよね。
H670で安くて、ベース技術は最新で、拡張性があって、余計な機能やなんちゃって機能がついていない「ASRock H670 PG Riptide」に決定です。

ストレージの選択

PCIe Gen4×4という規格が最新で5,000MB/sとか7,000MB/s転送速度が出るんですね。
そのむかしHDDからSSDに変えたときは体感でも全然違う!って感じるくらいの速度アップがありました。

HDDの転送速度はおおよそ200MB/s、SSDは500MB/s、PCIe Gen3は2,000MB/s、PCIe Gen4は5,000MB/s。
なんか期待しちゃいますよね。

ヒートシンク

NVMe接続のM.2 SSDは発熱が結構あるため、ヒートシンクを付けることが多いです。
マザーボードにも付属なことが多いですが、1個だけというのが多いので、ヒートシンクなしでもいいかもです。

こちらもスペック上の転送速度の差は多少ありますが、規格が合えばなんでもよいかと。

容量

解説サイトでもOSのインストールは128GBで十分、アプリ多めで256GB、データファイルが多くて512GBなんて言われていますが、今自分のCドライブって490GB/512GBくらいになっています。
もちろんTEMPやアプリのインストール用にサブのSSDが512GB、データ保存用にHDDが4TBの構成ですが、それでも512GBが埋まるって・・・。

ということで安心の1TBをOS用、1TBをデータ用に選択。
本当はOS用の1TBで十分だと思いますが、結局データ保存やアプリの保存する可能性があるドライブも早い方がいいんじゃないか?という妄想です。

ヒートシンク付きの「Samsung 980 PRO ヒートシンクモデル 1TB」が最安値のグループにいたので2枚GETです。

残念感

ケースも電源もグラフィックボードも使いまわしなので、買い替えたぜ!感がないのがものすごい残念ですが、OSもクリーンインストールして生まれ変われればいいなと思っています。



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