実際に大まかな費用感やお願いできる会社さんかを確認するために複数社に直接出向いてヒアリングをしてみました。意外な顛末とは・・・
リフォームを依頼する具体的な会社をピックアップ
前回の「地元の工務店」の探し方でも書きましたが、インターネットで「リフォーム ○○区、リフォーム○○市」などで検索。
ポストに投函されたいたチラシが2社ありましたが、ちょっと遠かったのでインターネットのみで探すことにしました。
紹介業者や「全国」と表記しているけど全国的なネットワークで「紹介」のような業者さんをはじいていくと、数社しかないことが判明。
良さげなところをピックアップして3社に絞りました。
エリアを広げて「リフォーム 東京都」とかやればもっと出てくると思いますが、ここはご依頼される方の感覚や対応できる時間で候補数を決めて頂ければよいかと思います。
のちほど「相見積もり」「見積比較」をすることを考えると多くても5社くらいにしておかないと、見積が出そろうまでに1~2か月かかるかもしれません。
実際に訪問するまでの準備
私は条件をなるべく具体的にお伝えして、見積りの精度をあげて手戻りが少なく、比較が楽になるようにしたかったので、リフォームしたい箇所のイメージと交換する設備のピックアップをすることにしました。
安心できる業者さんとじっくり話し合って提案してもらうというのもアリですが、見積自体に結構稼働がかかるので、リフォーム会社さんも発注してくれるか分からない客にものすごい稼働をかけるかというと、そうではないと思っています。
なので、ある程度のラフイメージを作っておくのが良いかと思います。
ターゲットのイメージ
- 打ち合わせを合理的に進めたい方
- インターネットでの探し物は苦ではない方
- 少しでも情報を得て、少しでも対等な交渉にしたい方
- コストを抑えてなるべく納得いく着地をしたい方
訪問までにやること
- 家の間取り図を用意する
- これ意外と大事です。設備ではなく、壁紙や建具を替えるとかクローゼットやドアなどの規格品が使えるかは見積に大きく影響しますので、入居時に貰ったものや最悪手書きでもあった方が良いと思います。
現地調査で1から作ると有料となることもあるそうです。
- これ意外と大事です。設備ではなく、壁紙や建具を替えるとかクローゼットやドアなどの規格品が使えるかは見積に大きく影響しますので、入居時に貰ったものや最悪手書きでもあった方が良いと思います。
- 変更する箇所の設備をインターネットで必死に調べる
- 主にリフォームで変更する住宅設備はお風呂・キッチン・トイレだと思うので、どのメーカーのこれが良い!とかこんなイメージのカタチが良い!というのをピックアップしておくと説明がスムーズになると思います。
設備ごとに比較検討した内容を次のエントリーでご報告します。
- 主にリフォームで変更する住宅設備はお風呂・キッチン・トイレだと思うので、どのメーカーのこれが良い!とかこんなイメージのカタチが良い!というのをピックアップしておくと説明がスムーズになると思います。
- フローリング・畳・壁紙を変える場合は色とか模様のだいたいのイメージを想定しておく
- これまたインターネットでおしゃれな家みたいな紹介で好みの壁紙やフローリングの柄や色合いを探しておくと、検討期間を短縮できます。リフォーム会社には広辞苑2冊分くらいの壁紙見本とかありますが、あれをメーカーごとに選んでたらかなり時間がかかるので・・・
ここまで準備していざ突撃~
1社目は地元の工務店さん
ちょっとした設備の見本や施工事例を掲示していました。
インターネットで調べた自分概算では500~1,000万円の間くらいになると想定。
やりたい仕様を書類一式にして提示してまずは大体の価格感を聞いたのですが、

7~800万円くらいかなぁ。
むむ、意外と高いなぁ・・・。
詳細を聞いたり、予算を聞いたりするのかと思ったら、「事例の掲示があるんで見て行ってください」。
全くのやる気なし。
事例を見ると大規模リフォームしかやってないとかそういう感じでもなかったので、今月のノルマ達成しちゃったんでしょうか・・・。
さすがに何百万の買い物であんまやる気ない人と付き合うのは嫌だったので、とりあえず事例を見てリフォーム箇所で大体どれくらいの費用感になるかチェックして次へ。
2件目はマンションを中心としたリフォーム会社さん
サイトでも事例が多かったので期待していたのですが、リフォーム箇所を説明して同じく工期や費用感を聞いてみると、

いつからやりたいの?
「リミットはないけど早く終わらせたいですね」と伝えると、

新型コロナでマンションのリフォームは受け付けてないの
ええええ?
じゃあサイトに書いとけよ~
まあアポなし突撃した私が悪いんですが、職人がどうとかリスクがどうとか話し出してちょっとゲンナリ。
ちなみにお客様は神様だみたいなつもりは全くありませんが、高額商品を取り扱う会社で客が来た時に自席に座りっぱなしとか、お茶を出すそぶりもないとか、こんな感じなのかなぁとちょっとモヤモヤ。
やっぱカーディーラーとか住宅メーカーとかちゃんとしてるよなぁとしみじみ。
3社目は地元密着の工務店さん
伺った時は詳細見積もりができる者が外出中で概要しかお話できませんがと前置きがあった上で、

詳しくは現地調査もしたうえでプラン決めていきましょう
ちなみに吹き出しのような若い女性だったからノリノリだったわけではなく、実際はもうすこしお歳は上の方です・・・。
この会社はリフォーム箇所ごとに標準パターンのパッケージが組まれていて、このあたりをこの設備に交換するとだいたいいくらくらいというのが用意されていました。
インターネットでも確認していたので、中身の変更で価格が変わるのは当然ですが、提示されたパッケージにどこまで含まれているとか、別途かかる費用は何かといった説明をしてもらいました。
この時点で話をちゃんと聞いてくれるというだけですでにこころは決まり気味。
ちなみに伺うとすぐに席に案内してくださいましたし、お茶も出してくれました。
(根に持ってる)
リフォーム業者の決め手って「担当者の人柄」が最上位になっているようですが、やっぱこれあるよなぁって思います。
1社随意契約の予感
複数社見積をする予定で複数社回って検討を進めるはずが、1社しか頼めそうなところない!
まあ、さらに業者をピックアップして訪問しまくるというのもアリですが、こんなのもご縁だろうということで工務店Cさんと進めてみようかなと。
基本的には複数社見積がいいですが、ここだろうという1社でそこそこ話を詰めておいて、少し詳細なプランができた段階で他社に聞いてみるというほうが無駄がないかもしれません。
当初のラフプランだと確認事項が多くて打ち合わせに結構時間がかかるので。
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